先日のウルトラマンDASHのわたらせ渓谷鉄道VS青山学院大学を見てたら思いつきました。
マジでしょうもないですが良かったら見てやってください。
鐡道VSウマ娘！勝つのはどっちだ！？
例のごとく襷を電車に載せ忘れたらしい。しかし発車してしまった電車を先回りするなんてとても不可能。諦めていたその時2人のウマ娘が声をかけたのだ！
スぺスズ「私たちに任せてください！」
T「...という訳で鐡道にウマ娘が挑むわけだけどこれ本当に勝てるのか...？」
スぺ「任せてください！持ち前の持久力で絶対に追い越させません！」
スズ「私も...スタートの瞬発力で逃げ切って見せます...！」
T「2人とも頼もしいな。これなら本当に勝てるかも...？」
わたらせ社長「そういう訳にはいきません。こちらは電車という大型の機械がありますので。超人的な能力を持ち合わせてるとはいえそれでも負けるわけにはいかないのです。」
T「真っ向から来ましたね。私も今までの指導がかかっています。絶対に負けるわけにはいきません！」
T「それでは。今日はよろしくお願いします。」
わたらせ社長「こちらこそよろしくお願いします。」
2人は固い握手を交わした！
※日光市役所と日光警察署の全面協力の元道路を封鎖しています。また鐡道側、ウマ娘側共に安全面には十分配慮するよう指示してあります。
T「ちなみに私は愛車のフィット君で全力で追いかけます！」
T「今回の区間なんだけど原向駅から間藤駅までで5400mあるらしい。さすがに1人は厳しいからリレー方式にしようか。」
スぺ「そうですね。さすがの私でも5400mは厳しいと思います...」
T「決まり。じゃあどっちが前半と後半やるか決めてくれる？」
スズ「では私が前半の2400mをやります。最初持ち前のスピードで一気に差を広げた方が良いと思いました。」
スぺ「じゃあ私が後半の3000mをやりますね。スピードは劣るかもですがスタミナ力でカバーしていこうと思いました。」
T「分かった。距離だけで言えばスズカが日本ダービーでスぺが菊花賞だな。距離適性もあってるしそれで行こう！」
スぺスズ「分かりました！」
こうして鐡道VSウマ娘という前代未聞の対決の準備は整ったのである！
時は満ちた。今こそウマ娘の底力を発揮するとき。
最高速度80km/hの鉄道に最高速度70km/hのウマ娘が挑む。
正直この企画は馬鹿かもしれない。しかしロマンがあるのだ。
T「もうすぐ電車が来るけど大丈夫そう？」
スズ「何も問題ありません。ドアが閉まり切った瞬間に即逃げます！」
T「よし。大丈夫そうだね。」
G1 わたらせリレーステークス コンクリート 5400m(関東G1ファンファーレ)
12:53、定刻通りに原向駅に電車が入線。ドアを開けた。スズカもスタートの準備を整える。
30秒後、ドアが閉まったと同時にスズカがスタートを開始！コンセントレーションを発動させ、大逃げを開始した！
T「はっや！？これ車で追いつくのか...？」
Tもいつもより少し強めにアクセルを踏んでスズカを追いかける。
しかし、一度逃げ始めたスズカに追いつくのは苦労する。初速が遅い電車はおろか、Tが運転する車でもなかなか追いつかない。
結局追いついたのはスタートから400mが経過した頃だった。
T「頑張れ！なんとしてもここで差を作って少しでもスぺちゃんに余裕を持たせてあげたい！」
Tの思いが強くなっていく。しかし相手は電車。差が10km/hしかないとはいえじわりじわりとその差を縮めていく。
それにウマ娘側は若干遠回りを強いられているのだ。正直、勝てたとしてもギリギリだろう。
しかしそれを黙って許すはずがない。1200mを超えた地点。
スズカ「先頭の景色は、誰にも渡さない！」
皆さんご存知、「先頭の景色は譲らない...！」を発動！さらにスピードを上げていく！
T「来た来たぁ！スズカはここから一気に加速していくんだよ！こうすることで少しでも差を広げていくのさ！」
そして1600m地点、「異次元の逃亡者」も発動！トップスピードでコンクリートの道を駆け抜けていく！
その後もそのスピードを維持したまま、2400m地点でスぺちゃんに襷を手渡す！タイムは2:27.0！*1物凄い速さで前半戦を終えた！
スズカ「はぁ...はぁ...本気で走れたわ...スぺちゃん...後は頑張ってね...」
襷を託されたスペシャルウィークは、そのまま加速を開始。残りの3000mを自慢のスタミナ力で走っていく。
スぺ「スズカさんから渡された襷、絶対電車より先に届けて見せる！」
T「スぺも頑張れ！自慢のスタミナ力で絶対電車より早く襷を届けるんだ！」
スぺ「よーし、けっぱるべー！」
スピードこそスズカに劣るがさすがはステイヤー。長距離であるにも関わらず顔色一つ変えない。そのスピードはそう簡単に落ちないのだ。
600m地点、謎の力(?)によってスタミナを回復させると、なおも加速をし続ける。どうやって回復させているかは気にしない方が良いだろう。ゲームの方だって原理は不明なのだから。
その後もペースを保ちながら走っていく。最終盤に備えてスタミナをためているのだ。
そして2000mを過ぎた頃。
スぺ「お母ちゃん、見ててね！」
「シューティングスター」発動！ここで一気に加速していく！
T「よし来た！ゴールまで残り1000m！ここで一気に加速して差を広げていくぞ！」
その後もグングン加速し続ける。2600mを過ぎると「全身全霊」も発動。文字通り全力で残り400mを駆け抜けていく！
スぺ「えいやあぁぁぁぁぁぁぁぁ！」
そしてスぺもゴール板を駆け抜けた！そのタイム3:03.8！*2こちらもなかなかの記録だった！
結果として記録は5:30.3。鐡道は12分なのでダブルスコア以上の圧勝となった。
わたらせ社長「いやはや。完敗です。まさかこれほどまでに早いとは。よほど上手いように指導していたのでしょう。」
T「いやいや。今回勝てたのは彼女たちの持つパワーのおかげですよ。私は何もしていないです。」
スぺスズ「トレーナーさーん！」
T「おっ2人とも。本当にお疲れさま。この後美味しい物食べにいこうな。」
スぺスズ「はい！」
電車を先回りして襷を届ける事に成功。式典も無事に執り行われた。
しかしその横でTとウマ娘2人が乗った車がクールに去っていったという...
段落を分けすぎてしまった感じがありますがここまで来るともう後にも引けないのでこのままいきます(?)
ウマ娘パワー、凄まじいですねぇ...記録等は実際の記録をそのまま持ってきてるだけなのですがまさかダブルスコア以上の大差勝ちをしてしまうとは...
この後におまけも書いたんで良ければ最後まで読んで頂けると幸いです。それではまたどこかで。
おまけ 電車に勝った後...
スぺ「私、焼き肉が食べたいです！」
T「よし分かった。じゃあ近くのあ〇やき亭に行こうか」
スぺ「ありがとうございます！」
--あみ〇き亭なう--
スぺ「うーん！どれもなまら美味しいべー！」
スズ「ちょっとスぺちゃん...いくらなんでも食べすぎな気がするわ...」
スぺ「良いじゃないですか！今日ぐらいは食べさせてくださいよー！」
T「そうだな。スズカも遠慮しないで沢山食べろよ？」
スズ「...！分かりました。では私も満足するまで食べますね...」
そしてお会計
T「2人とも結構食べたなぁ...お代どうなるのやら...」
店員「お会計がですね、○○○万円となっておりまーす」
T「ウソでしょ...」
手持ちだと余裕で足りなかったのでクレカを切ったトレーナー。帰り際の背中がなんとなく小さく見えたのはきっと気のせいではないだろう...
T「あー...これ来月クレカ止められるんじゃないか...怖いな...」
