Aotti’s diary

色々書いていきます。

事故って会社辞めた話

記事を読む際の注意

この記事は私が事故を起こしてから会社を辞めるまでの過程を書いています。記事の特性上重い表現で書かれてる箇所もあります。苦手な方はこのままブラウザバックしてください。

自己紹介

どうも。Aottiです。アドベントカレンダーでは初めまして。
つい最近までYR社に所属しておりなかなかひどい扱いを受けていました。
今回はタイトルにもある通り事故を起こして会社を辞めるまでの過程を適当に書いていきます。
ちなみに記事を作るのはこれが初めてなので読みにくい所や誤字脱字があるかもしれません。ご了承ください。

いつも通りの出勤。そう思っていた。

2023年12月7日、午前7時。その日も私はいつも通りの時間に家を出てフィットを運転していた。珍しく道が空いておりいつもより早く進むことが出来た。

10分ほど車を走らせ名鉄小牧線の踏切前。いつもの事ではあるのだが混んでいる。先頭まで何台いるのだろう。数えるのはあきらめた方が早い。

小牧方面の電車が通り過ぎ遮断桿が開く。待ってましたと言わんばかりに前の車が動き出し踏切を渡っていく。私もアクセルを踏み車を動かす。

踏切前まで動かすと一旦停止した。前に隙間があったため踏切を渡りすぐに止まろうとした。その時だった。

ブウゥン!ガッシャーン!ブウゥン...

この時私はアクセルとブレーキを間違えるという凄く単純、かつ絶対にあってはならない事をしてしまった。急加速した車を止めようとブレーキを踏むが時すでに遅し。私は推定20km程度の速度で前の車(CX-8)に追突してしまった。はずみでその車も前の車(フリード)に追突。3台が絡む玉突き事故を起こしてしまった。

現場は片側1車線の道路上。こんな所で止まってしまってはさらに渋滞が発生してしまう。とりあえず3台は近くの倉庫の敷地内に縦に並ぶ形で停車した。

素早い連絡をしたが...

事故を起こしてしまったらとりあえず110。私はすぐに電話をした。事故の状況、場所、けが人の有無等を伝え、次に保険会社の緊急番号。次に会社の上司。最後に親の順で連絡を入れた。が。親が電話に出ない。何回かけても出ない。

5回目ぐらいでようやく出た。どうやらスマホを置いて出勤の準備をしてた模様。状況を伝えるとすぐに向かう。と言ってくれた。

しかし。待てど待てど来ない。

会社は現場から車で30分ほどかかるためすぐには来ない。それは分かっていた。
しかし親も警察も来ない。私は改めて渋滞の恐ろしさを感じた。

結局最初に来たのは親。連絡を入れて約20分後の事だった。到着するなり精一杯の謝罪。朝早くにこんなことをして本当に申し訳なかった。
私は何も出来なかった。それが悔しかった。

私に対しては大丈夫か。けがは無いか等事故を起こしたのに逆に心配されてしまった。

その後しばらくは親の車に乗せられていた。自然係さんの鯖に連絡を入れたのはこの時。

その後程なくして警察が到着。私は事情聴取を受ける事となった。反省の色を見せていた為注意で済んだ。
さらに会社の上司も到着。例のごとく事故の詳細を伝え、私の車の写真を撮るとすぐに会社に戻ってしまった。

一通り済んだ後私はJAFに救援申請をした。頑張れば走るのだが異音、異臭、エンジンオイルの漏れを考えるとこれ以上の自走は危険と判断。
30分ほどしてレッカーが到着。とりあえず小牧のビッグモーターに運んでもらった。

報道の影響がここにも。

車を運んでもらい修理を依頼したがなんと断られてしまった。どうやら報道の影響で全ての修理受付を停止してるとの事。
仕方がないので一旦車を預け、近くの正規ディーラーに修理を依頼することにした。

事故の衝撃は、後から来る。

車を預けた後、私は親の運転で春日井市民病院に向かっていた。この時私には強い首の痛みと両肩、両胸の痛みがあった。エアバッグが作動していた事を考えると無理もない。

整形外科と脳神経外科を周り、レントゲンも何枚か撮った。結果として両肩と胸部打撲。全治1週間という診断結果になった。

この事を伝える為、上司に電話を入れた。しかし、ここで問題が起きてしまった。

上司「全治1週間だから1週間休むのは良いけどその間会社に迷惑かかる事は理解しておいてね?」
私「はぁ。すみません。」
上司「あとアクセルとブレーキ間違えたっていうけどさ。ありえないじゃん。そんなの。お前さっさと免許返納した方が良いよ。絶対運転向いてない」

...は?何で決めつけられなきゃいけないんだ?

私「そうですか。分かりました。」

上司「あとさ。なるべく早く戻ってきてよ。1週間とか律儀に休まなくて良いからさ。なんなら今日もいけるなら来て欲しい」

私「まぁいけそうならですが...(1週間は無理だってさっき言ったよね?)」

直会社に対する申し訳なさより怒りの方が勝ってしまった。事故ったんだから少しぐらい休んでも良いだろと。
これを親に話すとまあ怒る怒る。お前の上司は人の心無いんか?と。まぁそりゃそうなるわな。

帰宅したが...

あの後はすぐに帰宅し、相手方との保険会社さんとも連絡を取り、自分の保険会社の担当者さんとも連絡を交わした。もちろん会社の上司とも連絡を取ろうとしたのだがここで明らかにな異常が発生した。

会社からの電話が取れない。怖くて取れない。

もちろん今まで嫌な人からの電話やLINEはあったし、仕方ないと腹をくくってやり取りしていた時もあった。しかし今回は動かそうとしても動かない。体が本能的に受け付けない。

辛うじて電話を取り、上司と連絡をしたがもう半分ぐらい泣きそうになっている。というか泣いている。端から見ればまさにその状況は異常。ここまで拒否反応を示したのはこれが初めてだった。

親もこの状況を見ていた。やはり心配されてしまった。
会社からの連絡が怖いと伝えると親はただ一言、お前がここまで拒否反応を示すのは初の事。今までの扱いを考えると退職を視野に入れるべき。と言われた。

今までの扱いを少しだけ紹介。

  1. 会社内では作業が遅くミスも多かったため基本的にいじめられてた。ロクな居場所も無かった。
  2. 実はかなりの吃音症持ち。会話でどもってしまう度にみんなから笑われ、そしていじられていた。
  3. 当たり前のような土曜日出勤。6連勤の週も存在していた(その代わり早く帰れたのだが)
  4. 物流センター内の立場が上の人からも同じような扱いを受けていた。例えるならクラスに稀に1人ほど存在する"腫物"のように。
  5. 以上の事から会社内に私の味方など存在しなかったに等しい。逃げて良いなら今すぐ逃げたかった。
  6. そこに今回の事故。上司からの容赦ない言葉。本能的に受け付けない会社からの着信+LINE。私は退職を決意した。

どうやって退職するか?

事故から2日ほど経った。相変わらず鬼のように電話とLINEが来る。正直心底疲弊しきっていた。

退職するには直属の上司に伝えるのが筋。それは分かっていた。だがこんな精神状況で会社に行って上司に退職届を出すというのはかなり難易度が高かった。

どうしようかと考えながらネットサーフィンをしているとあるサイトを見つけた。そう。退職代行だ。

だが私は本当に退職できるのか?と半信半疑だった。しかしこれ以上働くと肉体的に精神的にも壊れてしまうのは想像に難くない。藁にも縋る思いで私は退職代行の公式LINEを登録した。

退職代行は、強い。

登録するとすぐにLINEが来た。職場内で酷い扱いを受けていて人身事故を起こして会社に行きづらい。自分から伝えるのは分かっているが上司に連絡するのが怖いという旨のメッセージを送った。

すぐに返事が来た。そこには同情と退職の手続きを進めて良いかというメッセージだった。

あぁ。私にも味方がいた。

そこからヒアリングシート等に回答し色々な手続きを進めていった。本当に退職できるか聞いたところどうやら労働組合+弁護士という抜かりがない感じでやってるらしく退職率は100%を維持しているとの事。これほどまでに安心できる文言が今までにあっただろうか。

退職代行vs会社

退職を決意した私はATMにて指定の口座に入金した。2万2000円はなかなか痛いが払えばこの地獄から解放されるかと思うとそこまで気にならなかった。

振り込んだ事をスクショ付きで伝えるとすぐに明日の朝連絡を入れると返事が返ってきた。本当に頼もしすぎる。

問題発生?

翌日。普段通り朝6時過ぎに起床していつも通りYoutube音ゲーのプレイ動画や鉄道旅のを見ていた。

しかし、朝9時前。突然LINEで連絡が入る。

上司「今日の午前中、確認したいことがあるので所長と一緒に自宅に向かいます」

私(え?もしかして代行使って辞めようとしてるのバレてる!?)

私はすぐに退職代行に連絡を取った。どうやらまだ連絡は入れてないらしく恐らく別件ではないのかとの事。用事が済んだらまた連絡を入れてくださいと返ってきた。

結局、労災の書類と事故の証明書を渡してすぐに帰ってしまった。しかし去り際。

上司「全然元気そうじゃん。明日から戻ってきてよ。みんな心配してるし人が足りなくて大変なんだよ?」

...この...!こっちはまだ痛くて辛いんじゃい!ってか心配するならもっと大事に扱ってくれよ...!もうマジで戻らないからな!?

私「まぁ行けそうなら行きます(もう二度と行かないけどね)」

その後代行に連絡。すぐに退職の準備に入った。代行の方からいますぐに電話とLINEから職場に関する全ての連絡先を消しておくよう言われたのですぐに全て消した。もう関わる必要はないしこれ以上連絡してほしくなかったからね。

その後、退職の委任状を送り、事故してからの休業理由を聞かれたので事故による療養という風に返した。

ついにその瞬間が...!

そこからしばらくは不安に押し潰されそうだった。そして2日後。

代行「お待たせしました。19日付で退職という風に了承されました。もう出勤する必要はありません」

終わった...!やっと解放された...!

どれだけ嬉しかったか。この瞬間が。もう何にも代えれないほどの快感だった。

空がとても綺麗に見えた。今までの私はどれだけ心が荒んでいたのだろう。

後は会社からの貸与物をレター、もしくはゆうパックで返送すれば退職に関する手続きは全て完了。お疲れさま。今までの自分。

終わりに

長くなりましたがここまで読んで頂き、ありがとうございました。今後の予定ですがとりあえず年内はたっぷりと休んで年明けごろにまた仕事を見つけていきます。
予定通りなら多分どっかのスーパーでバイトしてます。やりたい事やった方がきっと楽しいはず。

ではまた。機会があればどこかでお会いしましょう...

 

※ちなみに車は近くの正規ディーラー(ホンダ小牧原店)までレッカーで運んでもらいます。年内の修理は不可能と言われたがそもそも直るのか?コレ。