私とスペちゃんと大晦日
これは何?
ブログでウマ娘の小説書いたら面白いんじゃね?という軽い気持ちから始まった物です。
完全にご都合主義で書いています。もしかしたら誤字脱字があるかもしれません。
本編
AM6:00
スマホ「君の愛馬が!」
「ふあぁ...もう朝なのか...」
「あっ!トレーナーさん!おはようございます!」
「おはよう、スぺ。」
この娘は私の担当であるスペシャルウィーク。常に元気いっぱいで礼儀正しく真っすぐな子。笑顔が可愛い。
「とりあえず、朝ごはんにしませんか?」
「そうだね。そうしようか。」
AM6:30
『いただきます!』
私はいつも通り菓子パンに味噌汁、砂糖とミルクたっぷりのカフェオレ。スぺは相変わらず物凄い量を食べてるが...気にしたら負けである。
その後歯を磨いて洗濯をして...
AM9:00
「そろそろ買い物にいこうか。何せ今日のご飯は豪勢だからね。沢山物を買うから少し大変かもしれない。」
「大丈夫ですよ!私は力が強いので私も運ぶの手伝います!」
「頼もしいね。それじゃあ少し手伝ってもらおうかな。」
「はい!」
その後唐揚げやフライドポテト、お寿司などたくさんの食べ物を買った。会計時の金額を見て少し驚いたが1年の締めくくりだしこれぐらいは良いだろうという事にしておいた。
PM12:00
「わぁ...!」
「毎年恒例!年越す前蕎麦の出来上がり!」
我が家では大晦日の昼ご飯は決まってそばだ。本来は年越し前後に食べるのが一般的なのだが生憎私はそんな時間に食欲が湧かないので苦肉の策でこうなっている。
「それじゃあ食べようか。」
『いただきます!』
せめてものこだわりとしてネギと海老天を入れている。何かがおかしい気もするがこれでも年越しそばとして成立はしているという事にしている。
PM13:00
洗い物も済ませ、ゆっくり過ごしているとトレーナーさんがこんな提案をしてきた。
「スぺ。今からゲーセンに行かないか?」
「良いですけど何をするんですか?」
「実は音ゲーがしたくなってな...少しだけ付き合ってほしい。」
「分かりました。」
ゲーセンに到着するやいなや私たちは某洗濯機型ゲームに100円玉を2枚入れた。4曲遊べたので少しだけお得感がある。
私はスぺがやりたい曲を最優先に選んだ。高いスコアをたたき出した時の笑顔ときたらもう可愛くてしょうがない。
そしてついに4曲目...やる曲は最初から決めていた。そう...うまぴょい伝説だ。
この曲をやらずして今年を終わらせることは出来ない。
お互いに高いスコアを出して満足するとそのまま家に帰った。
PM15:00
家に帰って来るとすぐにゲーム大会が開催された。恨みっこなしの真剣マリ〇パーティー勝負だ。
お互いに良い感じにゲームを進めていたのだが...
「...っ!2連続でスターを失ってしまうとは...」
「いくら勝負とは言ってもさすがにトレーナーさんが可哀そうに思えてきました...」
結局あれから私は物凄い勢いで追い上げたがそれでもスぺに敵う事はなかった。
その後もス〇ブラに桃〇、Y〇utubeで動画を見て笑ったりと自由気ままに過ごした。
PM19:00
「すっごーい!」
「ふぅ...やっぱり少し疲れるな..」
食卓いっぱいに並べられた料理という料理。これも大晦日恒例だ。私たちは食卓につくと...
「えー...今年はまぁ色々大変な事がありましたが...来年こそはたくさん良い事が起きる年にしていけば良いかなと...思っています!」
「それでは...今年も無事に大晦日かまで過ごせたという事で!」
『かんぱーい!』
その言葉を合図に私たちは料理を食べ始めていった。スぺが食い意地を張りすぎて終始苦笑いしてたのもまぁ良いだろう。可愛ければ何でも良いのだ。
某ch 某番組にて...
「あっ!この工場で作ってるものなまら美味しそうだべ!」
「頼むから何を作っているのか考えてほしかったな?」
「えへへ...」
ダラダラと年越し番組を見ながらゲームや動画を見ている。これが1年に1回の楽しみと言っても過言ではない。
適当に風呂を済ませるとだいぶ良い時間になっていた。
PM23:00
「ふあぁ...」
「眠いんですか?」
「あぁ...普段はもう寝てる時間だから...」
意外かもしれないがこのトレーナー、早寝なのである。23時前には寝るようにしているのだ。
「年越しまであと1時間です。もう少し頑張って起きましょ?」
「あぁ...なるべく頑張って起きるようにしておくよ...」
とはいえだいぶ限界点である。何か刺激が欲しいと思っていると...
「えへへ...これでどうですか?少しは目覚めましたか?」
「うおぉ!体中に元気が染み渡るぅ!」
「うわぁ!ちょっと急に大声出さないでくださいよ!ビックリしたじゃないですか!」
「ごめんごめん。でもおかげさまで目は覚めたよ。」
なんと急に後ろから抱き着いてきたのだ。これで喜ばないトレーナーは存在しないだろう。ラストスパート、いっちゃいますか。
PM23:45
私はどう〇を起動していた。やはり大晦日のどう〇は外せない。もう何年もまともに島開発はやっていないがそれでも大晦日だけは決まって起動させていた。
「...来年こそはきれいな状態で年越しを迎えませんか?」
「はは...覚えていたらね...」
「それ絶対覚えてないやつですよね!?」
「うーん...小学生の頃はそれこそ3〇Sで狂ったようにやってたけど年を重ねるにつれて趣味嗜好が変わっちゃったからなぁ...」
「一言でいうならモチベが無い」
「でも前日とか結構暇してますよね?その時に島の大掃除しませんか?」
「良い提案だな。来年はそれでいってみようか。」
こんな他愛もない会話を年越し前にしている辺り我が家はきっと平和なのだろう。
PM23:55
N〇K ゆく〇くる〇
「あと5分ですか...」
「そうだな...」
「年越し数時間前まではめちゃテンション高かったのに数分前になると急にテンション下がって来るの分かる?」
「なんとなくわかるかもです。それよりもそろそろあけおめL〇NEの準備しませんか?」
「おっと忘れてた。じゃあ私にとって一番親しいトーク画面開いて待機だな」
「ふふ...私も準備しておきますかね」
PM23:59
「あと1分か...」
「もう2023年終わっちゃうんですね...」
「今年は...本当に色々あった...毎年言ってるけど...」
「今年はトレーナーさんにとって良くない出来事ばかり起きませんでしたか?」
「そうだな...今年の初詣のおみくじで凶を引いてる辺りそういう運命だったのかもな...」
「でも今年たくさん悪い事起きたじゃないですか?その分来年は良い事がたくさん起きるかもですよ?」
「はは...そうだな。そういう事にしておくよ...」
そして...
「10!」「9!」「8!」「7!」「6!」「5!」「4!」「3!」「2!」「1!」
2024/1/1 AM0:00
Happy New Year!! 2023→2024!!
私たちは年越しのその瞬間にジャンプした。昔からよく行われてる「年越しの瞬間自分は地球にいなかった」をやるためだった。
「あけましておめでとうございます!トレーナーさん!」
「あけましておめでとう。、スぺ。今年もよろしくな。」
「こちらこそ、今年もよろしくお願いします!」
その後あけおめL〇NEを飛ばした。するとお互いのスマホがほぼ同時に鳴ったのだ。という事は...
「ふふ...」
「はは...」
AM 0:30
「そろそろ限界だ...もう寝よう...」
「そうですね...私も眠いです...」
寝室移動...
「それじゃあおやすみ。朝になったら改めてあけましておめでとうを言おうか。」
「分かりました。おやすみなさい。トレーナーさん。」
その後布団に入った2人はすぐに穏やかな寝息を立て始めた。きっと幸せな夢を見ていたに違いない。
終わりに
はてなブログで小説を書いて良かったのか...?と書き終わってから思いました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。自分の都合の良いように書けたので普通に楽しかったです。
今後も不定期でウマ娘との日常を書いていけたらなと思っております。それでは。
おまけ
2人が某洗濯機型ゲームで遊んでた曲をヒントを基に当ててください。
1曲目:直訳すると「すごい救急車」
2曲目:maimaiDX FESTiVALのテーマ曲の1つ。BPM200。
3曲目:筋☆肉☆女☆神 大晦日に掛けてね?